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大吉朋子 ブログDesigns854
日々、何気なく考えていること、大事にしていること、感動の瞬間日記など思うままに書いている大吉日記。
私自身の備忘録のような、新しい発見になるときもあるから、言葉におこすことは大切ですね。
2025.04.12

人は実に多様な生き物だなと、あらためて。

あたりまえのことといえばそうなんだけど、実に人というのは多様だと思った。

人そのものもそうであるし、生き方、生き様、考え方、価値基準、善悪、定義の仕方、などなど

独り身で、特別に不便なことは今の処は大したことがなく、独りであるからこその恩恵みたいなものの方があるだろうか。私の性格や性質にあっているという意味で。

他者とはどんなに親しい人、家族であっても、絶対に同じ価値観を持ち合わせることはなく、違って当然。
違うことこそ、人が人らしくいられる理由であるし、違いを受け入れるために、一生かけての人が持ち合わせる課題にもなっているかなとも思う。

違うことが前提で結婚やパートナーシップは結ばれると思うわけだけど、
もちろん、ことの最終着地は他人にはわからない領域ではあるものの、
パートナーシップの間で一方が一方の何かを決め打ちするような考え方や捉え方は、なんというか、
聞いていてあまり気持ちがすっきりすることではないものだと思ったという記録。

昔の日本は男性を「主人」というように、多くの場合は夫婦や家族であれば男性が一番年上で稼ぎ頭で力を持っていた「主」だったわけだけど、同じ構造で一部が違う同じようなスタイルもあるわけで。いずれにしても、年功みたいなものが上下をつけることはどの時代も多くは不変で、なくさなくてもいいと思うけれど、年功があることで受け入れざるを得ないものがある状態は、なんとなく違和感を覚える。

と、自分はいつ頃からそういった階級制度や年功制度みたいな現象に敏感になったのか。
時期は不確かだけど、どうも長い間、そのような風景を見ると気持ちが45度くらい傾く感覚がある。あれ???って。

最近、認知科学や行動経済などの言葉が、比較的アクセスしやすい場所に存在するようになって、いままで自分の中に当たり前のように存在していた感覚を、あらためて客観的に眺める時間ができたりする。

これまで是としてとらえていたことも、角度を変えるとそうでない側面やその本質が見えてくる。
いかにその是としていることへのバイアスをフレキシブルにしておくか。
バイアスを完全に取り除くことはできないが、それを柔軟に取り扱える感覚は持ち合わせられるような気もする。あくまで自分自身の個人的なことであれば。

2025.04.11

ひさしぶりに見た景色で溶けたもの

渋谷のスクランブル交差点。まともに交差点を歩いたのは何年ぶりだろう。
もしかしたら、もうずうっと歩いてはいなかったかもしれない。

海外の方が多いとは思っていたけれど、感覚的には8割みたいな感じがしたことと、
何より驚いたのは、交差点に面した2階にあるスタバの窓際。
あんなに外国人が窓に張り付いて、交差点を行きかう人を写真やビデオにおさめようとしている様子に、びっくりした。そんなに価値のあるものなのか。

日本人として、日本人が海外でやる同じことが、自分の住む国であるというだけのことなんだけど
なんというのか、大柄な人たちがこぞってひとつの場所に集中して、一斉にスマホや一眼レフをむけて動作している様子に、妙に驚いた。
この驚きは、その行為そのものよりも、自分の中にあるバイアスによってあぶりだされた景色という感じだろうか。

自分のあたり前と他者の当たり前は違うのだから、当然なんだけれど、何か自分の中にあったひとつの回線が溶けたような感覚があった気がする。

2025.04.10

目に入る刺激の大きさたるや

毎日ランニングをしていても、走る時間がまちまちだから、見かける人、出会う人は毎日違う。
印象に残る人、残らない人。ほとんどが残っていないんだが、ひとり印象的な人がいる。

おそらく走っている時間帯と曜日の感覚を見る限り、平日に働くサラリーマン。
背が高く、すらっとした姿勢、きれいなフォームでさっそうと走っている男性。
50代かと思うが、ランナーの体つきというのはああいうことなのかと思うくらい、服も含めて、無理なくスマートに走られているのでとても印象が強い。
顔は覚えていないけれど、走る姿であの人だとわかる感じ。

朝6時40分。玄関のドアを開け、家の前の道に目をやると、あの男性が走っていく姿が見えた。
後ろ姿だったにもかかわらず、あ、あの人だ、と。

走る姿勢がきれい、とても軽やかな走り。
引き締まった姿、思わず目が追いかけた。あっという間に走り去っていったけど。

姿勢、速さ、朝の爽やかな空気が相まった景色に、私の脳に刺激が入った。
あー、あんなふうに軽やかに力強く走りたい。

その後、鏡に映った私の顔。目がきらりと開いていて笑った。脳にいい刺激が入ったんだとわかる。
理想の姿を目に焼き付けることは大事なんだ。

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