
友人家族のはからいで、初めて糸島を訪れた。
夏休みと重なって、訪問がかなわなかったお店もあったものの、いくつかお目当てのお店へ。
友人のセレクトが流石すぎて、好みの場所ばかりだったけど、どこのお店もこじんまりとしていながら、スタイルがあって、とても好ましい。
なんというか、大人のかわいさが香るような街というのか。
とはいえ、東京のようにごちゃごちゃと名所が立ち並ぶでもなく、
車ではしごしていくような距離感。
海沿いの方にいくと、海外のリゾートのような雰囲気あるコテージがあったり、おしゃれなカフェやプチホテルも。
糸島って、名称は聞いていたものの、魅力ある街づくりがされているんだなぁと、わずかながら感じた。
行ってみて、食してみて、味わって、わかるものがある。
日本にはほんとうに素敵な場所がたくさんあるんだなぁと、友人のパーフェクトなオーガナイズで楽しませていただいた。
写真は、おしゃれな糸島のブティックホテルにて。

どこか遠方に行くのなら、断然、飛行機派。
高い場所が苦手なわりに、飛行機に乗ってしまうと大きな機体の中という安心感で、怖さを感じない。
九州あたりまでの飛行距離なら、トイレに立つこともないから、窓側の席を選ぶ。
目的はこの景色を見たいため。
青空をしつこく見たい。
雲の様子をただただ眺めたい。
そこを、できればスマホに撮っておきたい。
空の青を見ると、どこまでも心が広がるような開放感がある。
「旅」そのものへの期待よりも、この飛行機時間のほうが楽しみだったりもする。
この夏の空の旅。
想像とちがう機体だったけど、青い空にライムイエローのような色がきれいだった。
空の上の景色は、ずっと見ていられる。

久しぶりに熊本の友人宅へ行くにあたり、お土産を、と思うものの
こだわりのあるセンスのいい人へのお土産は、選ぶのが至難の業。
吟味したところで、喜ばれないものを差し上げるのも本望ではないため、友人本人に聞く。
いくつか出てきた「東京のお土産」候補。
さすがのセレクトだなぁと思いながら、とても気になった「さかぐち」のあられを買いに行くことにした。
ふだん、何かあるとデパートの地下に行って、買い物を済ませてしまうけれど
ひとつのお店に足を運んで、そこでしか手に出来ないものを頂くという、なかなか豊な時間であった。
しかも、「あられ」というイメージを、持っているようでもっていなかった私。
おせんべい、とも違う「あられ」の世界。あのショーケースの並びは圧巻である。
思わずすべての種類を食べてみたくなった。
その中で、迷いながらも、定番のあられセットを購入した。
ほか、単品でいくつか、気になる「あられ」を。
和の文化の奥ゆかしさを感じられた時間だった。
「あられ」といっても、あんなに種類もあって、見た目にも楽しい。とても素敵な世界だった。
また次の「お土産」を選ぶときには、うかがいたいと思う。