
久しぶりに海へ。
朝仕事して、思い切って出かけた。
波は小さいけれど、ゆるく楽しむのにはちょうど良く。
初めは体の違和感しかなかった。ものすごく強張っていて驚いた。
海までのドライブで、また泣いてしまって、心がちょっとしんどくなっていたからだと、思った。
1時間くらいしたら、だんだんと体の感覚が戻ってきて
いい波が続いてきた。
「ありがとう」と、乗るたびに言葉にしていくと、気持ちや思い起こしていた記憶に透明感が出てきた。
ほんとうに不思議なもので、一時的に波がどんどんやってきて、次々に乗れていた。
まるで私へのチェンジ指令のような。
おかげさまで、ここで気持ちが解放されたのだと
数日して実感しているところ。

聞きたくて聞こうと思っても、けして答えが返ってこないことが、いつか起こるのだと。
後悔先に立たず、とは本当だ。
いつか、というのも、やっぱり永遠にこないんだと、今さら本気できづく。
悲しみが大きいと、自分の心だけで抱えていられなくなるものだと、これを書いている。
現実なのか想像なのかもよくわからない感覚がある。
自分の心を整理するために、今は躊躇なく泣いて、ぐちゃぐちゃの状態をただただ眺める。
友人の旅立ちを思う。

ご縁があるというのは、こういうことなんだと。
そんな思いで向かう4回目の岡山。
急遽予定を決めたから、珍しく週末に動く。
土曜日の羽田空港からGO.
夏の二の舞とならぬよう、早く出かけたけれど、朝6時半にはもうたくさんの車と人。
紅葉の時期でもあるし、旅が似合う季節だからなのか、
朝7時には空港のパーキングは満車だったような。
スムーズに出発できて安堵しながら、たくさんの人が行きかう暑い空港内。
空港の賑わいって、こんな感じだった、と思い出した。
そして、岡山へ。
空港の外にでて、空気が澄んでいることにまず気づく。
車が走っていても、密度の問題なのか。
きれいな空気を吸ってたら、やっぱり体にはいいんだろうなぁと思う。
ここから始まる、新しいことへのワクワクと、じわじわとしみいる重み。
この地に何度も足を運べるように、がんばろう。