2025.04.11
ひさしぶりに見た景色で溶けたもの
渋谷のスクランブル交差点。まともに交差点を歩いたのは何年ぶりだろう。
もしかしたら、もうずうっと歩いてはいなかったかもしれない。
海外の方が多いとは思っていたけれど、感覚的には8割みたいな感じがしたことと、
何より驚いたのは、交差点に面した2階にあるスタバの窓際。
あんなに外国人が窓に張り付いて、交差点を行きかう人を写真やビデオにおさめようとしている様子に、びっくりした。そんなに価値のあるものなのか。
日本人として、日本人が海外でやる同じことが、自分の住む国であるというだけのことなんだけど
なんというのか、大柄な人たちがこぞってひとつの場所に集中して、一斉にスマホや一眼レフをむけて動作している様子に、妙に驚いた。
この驚きは、その行為そのものよりも、自分の中にあるバイアスによってあぶりだされた景色という感じだろうか。
自分のあたり前と他者の当たり前は違うのだから、当然なんだけれど、何か自分の中にあったひとつの回線が溶けたような感覚があった気がする。
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